I don't like it.

唇から溢れるのはただそれだけ

不鮮明な液を飲み干し、ただ漂う様に死に向かう帰り道

暗闇で光を帯びる画面に貼付された約束を非表示にして

天邪鬼にジャックされた夜を過ごす

上がった口角は嘘つきで本当は哀咽してた

ぐらぐら揺れるのを縫い合わせて本物に見立て上げる

仕切りなしに鳴り止まない群青の空からのお届け物

渦を巻いて沈殿していく

耳を塞いでやかましい微笑みも全て掻き消して

誰も知らないその視線の理由を

ボクだけに教えてよ