2017-08-01 ご I don't like it. 唇から溢れるのはただそれだけ 不鮮明な液を飲み干し、ただ漂う様に死に向かう帰り道 暗闇で光を帯びる画面に貼付された約束を非表示にして 天邪鬼にジャックされた夜を過ごす 上がった口角は嘘つきで本当は哀咽してた ぐらぐら揺れるのを縫い合わせて本物に見立て上げる 仕切りなしに鳴り止まない群青の空からのお届け物 渦を巻いて沈殿していく 耳を塞いでやかましい微笑みも全て掻き消して 誰も知らないその視線の理由を ボクだけに教えてよ